乳腺癌
にゅうせんがん 乳腺癌 うさぎの乳腺にできる……
しゃけい
斜頸
うさぎの頭が傾く症状を指します。斜頸は病気そのものではなく、さまざまな原因によって引き起こされる症状です。この症状はうさぎにとって苦痛や生活の質の低下を引き起こす可能性があり迅速な対応が必要です。
・耳の奥(中耳や内耳)が細菌やカビに感染すると平衡感覚が乱れ、頭が傾くことがあります
・うさぎに多い寄生虫で、脳や神経に影響を及ぼすことで斜頸が起きます
・頭をぶつけたり脳に腫瘍や血液の流れの問題があると、バランスが崩れることがあります
・耳ダニ、栄養不足、または体内の炎症が原因になる場合もあります
・頭が片側に傾いたままになる
・ぐるぐる回るように歩く
・目が揺れる(眼振)
・バランスが取れず倒れる
・食欲が落ちる、元気がなくなる
・耳や目、歯、体の傾きを調べます
・寄生虫(エンセファリトゾーン)に感染しているか確認します
・耳や脳の異常を詳しく調べます
・感染している菌やカビを特定します
・抗生物質や抗真菌薬(耳の感染症を治します)
・寄生虫の薬(エンセファリトゾーン症に効果的です)
・抗炎症薬(脳や耳の炎症を抑えます)
・サポート治療(食欲がない場合は強制給餌や点滴を行います)
・安全な環境作り(バランスを崩しやすいうさぎには、柔らかい床材を使って怪我を防ぎます)
治療しても頭の傾きが完全に治らないことがあります。ですが、うさぎは環境に慣れる能力が高く頭が少し傾いていても元気に暮らせるようになります。早めに治療を始めることで予後は良くなります。
・清潔な環境を保つ(細菌や寄生虫を減らすために掃除を徹底)
・定期健診を受ける(早期発見がカギです)
・ストレスを減らす(安心できる環境作りを心がけましょう)
斜頸が疑われたら早めに動物病院を受診してください。早期対応がうさぎの健康を守る第一歩です。