涙嚢炎
るいのうえん 涙嚢炎 涙をためる袋である涙嚢……
しぼうかん
脂肪肝
肝臓に脂肪が溜まりすぎてしまい肝臓の機能が損なわれる病気です。この病気は命に関わる可能性があるため、早めの対応がとても大切です。
脂肪分や糖分が多い食べ物を与えすぎると、うさぎの体に脂肪が溜まりやすくなります。
ケージの中だけで動きが少ない生活をしていると、脂肪が燃えにくくなります。
うさぎは絶食すると体脂肪を急激に分解しますが、その結果肝臓に過剰な脂肪が蓄積されることがあります。
生活環境が清潔じゃなかったり、音や温度でストレスを感じると食欲が落ちることがあります。
・ご飯をあまり食べなくなる
・動きが少なくなる
・体重が急に減る、または増える
・便が少なくなったり硬くなる
※悪化すると、目や肌が黄色くなる黄疸(おうだん)が出ることもあります。
肥満や脱水の有無を確認します。
肝酵素や脂質の値を調べ、肝臓の状態を評価します。
肝臓の腫大や異常な脂肪沈着を確認します。
正確な診断のために肝臓組織の状態を調べることがあります。
低脂肪で繊維質の高いバランスの取れた食事を与えます。特に新鮮なチモシー牧草は有効です。
肝臓を保護する薬(肝保護剤)や栄養補助剤が処方される場合があります。
食欲がない場合、適切なカロリーと栄養を摂取させるためにペースト状のフードを与えることがあります。
徐々に運動量を増やすことで脂肪を燃焼させます。
ストレスの軽減や生活環境の改善を行います。
高脂肪・高糖分の食べ物を避け、繊維質を多く含む牧草(チモシー)中心の食事を提供する。
毎日自由に動ける時間を確保して、運動不足を防ぎます。
体重や食欲の変化に気を配り、異常があればすぐに獣医に相談します。
定期検診での早期発見を心がけるようにしましょう。
静かで安定した生活環境を整えます。
脂肪肝は適切に管理すれば回復が見込めますが、早期発見が鍵です。うさぎが健康で快適に過ごせるよう、日頃から注意深く見守ってあげてください。