骨折
こっせつ 骨折 骨が完全または部分的に折れた……
かんせんせいしんきんえん
感染性心筋炎
心臓の筋肉(心筋)に炎症が起こる病気で、原因や症状によって治療方法が変わるため早めの対応が重要です。
・ウイルス(例えばうさぎ特有のヘルペスウイルス)
・細菌(特にパスツレラ菌などが関与することがあります)
・寄生虫(トキソプラズマやエンセファリトゾーンといった寄生虫も原因になります)
・真菌【カビ】(稀なケースですが、感染する可能性があります)
最初は気づきにくいですが、次のような兆候があれば注意が必要です
・元気がない(普段より動かない、ぼんやりしている)
・呼吸が苦しそう(速く浅い呼吸をしている)
・食欲が落ちる(ご飯を食べなくなる)
・体重が減る(慢性的な影響でやせていく)
・不整脈や心臓の鼓動異常(胸に手を当てると脈の乱れを感じることがあります)
・突然死(重症の場合、予兆なく命を落とすことも)
・体調チェック(症状や生活環境を詳しく聞き取る)
・血液検査(炎症や感染の兆候を調べます)
・心臓の画像検査(レントゲンや超音波検査(エコー)で心臓の異常を確認)
・心電図(心臓のリズムに異常がないか調べる)
・病原体の特定(原因のウイルスや寄生虫を詳しく調べます)
・抗生物質や抗寄生虫薬(細菌や寄生虫による感染を抑える薬)
・炎症を抑える薬(心筋の炎症を軽減します)
・心臓を支える薬(心臓の働きを助けるための薬)
・栄養補助(体力を回復するための栄養ケア)
・清潔な環境(ケージや食器を清潔に保つ。
・バランスの良い食事(健康を保つための適切な栄養を与える)
・ストレスを減らす(安心できる静かな環境を作る)
・定期的な健康チェック(早めに獣医師に相談する習慣を持つ)
うさぎの感染性心筋炎は珍しいですが、放置すると命に関わることもあります。うさぎは体調が悪くても隠すことが多い動物なので、普段からの観察と早めの診断が重要です。「いつもと違う」と思ったら、すぐに獣医師に相談してください。