腸捻転
ちょうねんてん 腸捻転 腸がねじれてしまうこ……
ないじえん
内耳炎
耳の奥にある内耳に炎症が起こる病気で、バランス感覚や聴覚に影響を与える可能性があります。適切な診断と治療が必要な深刻な病状になることもありますので、飼い主として早期発見と対策が重要です。
主にパスツレラ菌やスタフィロコッカス菌が原因であることが多いです。
外耳炎や中耳炎が悪化して内耳に感染が広がる場合もあります。
耳ダニなどの寄生虫が外耳炎を引き起こし、それが進行して内耳炎になることがあります。
耳を傷つけることで感染が発生することがあります。
免疫力が低下していると、細菌感染のリスクが高まります。
バランス感覚が崩れるため、首を傾けた姿勢になる。
体が一方向に回ることがある。
不安定に歩いたり、転倒する。
不快感やストレスによる。
耳からの異常な分泌物が見られる場合があります。
目が一定方向に揺れるように動く。
耳や目の外観を確認します。
耳の中を詳しく観察します。
耳垢や分泌物を採取し、感染菌を特定します。
骨や内耳の状態を確認します。
全身状態や免疫力を評価します。
細菌感染が原因の場合は、獣医師が処方する適切な抗生物質を使用します。
治療期間が長期にわたる場合があります(数週間〜数ヶ月)。
炎症を抑えるために処方されることがあります。
外耳炎が併発している場合、抗菌作用のある点耳薬が使用されることがあります。
重症の場合、膿瘍や感染部を除去する手術が必要になることもあります。
耳ダニなどの寄生虫が原因の場合、駆虫薬を使用します。
食欲が低下している場合は、強制給餌などで栄養補給を行います。
獣医師による定期健診で早期発見を目指す。
定期的に耳の中を観察し、異常がないか確認します。
耳垢がたまらないよう、適切なケアを行う(獣医師に相談して行う)。
うさぎの住環境を清潔に保ち、感染リスクを減らす。
バランスの取れた食事で健康を維持し、免疫力を高める。
定期的な駆虫を行う。
内耳炎は放置すると脳炎や重度の中枢神経障害に進行する可能性があります。
症状が軽い場合でも、獣医師にすぐ相談してください。
早期診断と治療が回復へのカギです。