毛球症
けいきゅうしょう 毛球症 自分の毛をグルーミ……
じんふぜん
腎不全
腎臓が正常に働かなくなる病気で、放置すると命に関わることがあります。腎臓は体の中で老廃物を処理し、体内の水分やミネラルバランスを保つ重要な臓器です。その機能が失われると様々な健康問題が引き起こされます。
短期間で腎臓が急激に悪くなる状態です。原因を取り除けば回復することもあります。脱水、感染症、毒性のある物質の摂取などが主な原因です。
腎臓が徐々に機能を失う進行性の病気で、老齢のうさぎによく見られます。時間をかけて悪化し、一度発症すると完治が難しくなります。食事の偏りや長期的な腎臓への負担が影響します。
・脱水症
・感染症(パスツレラ菌など)
・毒性物質の摂取(例:有毒植物、誤って薬剤を摂取)
・血流障害(外傷や手術中の血圧低下)
・老化(高齢のうさぎに多い)
・食事の不均衡(カルシウムやリンの過剰摂取)
・慢性炎症や感染
・食欲不振
・活動性の低下
・排尿の変化(頻度の増加や減少)
・体重減少
・脱水(目が落ちくぼむ、皮膚の弾力低下)
・下痢または便秘
・口臭(アンモニア臭)
・筋肉の震えやけいれん
・昏睡状態(重症の場合)
・尿素窒素 (BUN) やクレアチニン値の上昇
・電解質異常(カリウム、ナトリウムの異常)
・尿比重の低下(濃縮能力の低下を示す)
・タンパク尿、血尿の有無
超音波やX線で腎臓の形状・大きさの異常を確認
・点滴で体内の水分を補う
・感染症が原因なら抗生物質を投与
・毒性物質の摂取が原因ならそれを体から排出
・腎臓に優しい特別な食事を与える
・薬で腎臓の負担を軽くする
・定期的に皮下輸液(体に水分を補給する方法)を行う
カルシウムやリンが多すぎない適切なペレットや野菜を与える。
水飲み場を清潔に保ち、いつでも飲めるようにしましょう。
いつも新鮮な水を用意する。
年に1~2回、血液や尿の検査を行う。
特に高齢のうさぎでは血液検査や尿検査を定期的に行う。
(管理人は3ヶ月に1度の定期検診をおすすめしています)
感染症を防ぐため、ケージやトイレを清潔に保つ。
腎不全は早期発見と治療が鍵です。腎不全の疑いがある場合は、すぐにエキゾチックアニマルを診ることができる獣医師に相談してください。