先天性心臓奇形
せんてんせいしんぞうきけい 先天性心臓奇形 ……
がんかのうよう
眼窩膿瘍
目の周りに膿(うみ)が溜まってしまう病気で、放っておくと痛みや健康への影響が大きくなる可能性があります。うさぎがかかりやすい病気ですので、早めの対処が重要です。
目や周りの傷から細菌が侵入して感染を引き起こします。特に、パスツレラ菌という細菌が原因になることが多いです。
うさぎの歯は一生伸び続けます。不正咬合(歯の噛み合わせが悪い状態)や歯周病から細菌が入り、眼窩に広がることがあります
外からのケガや擦り傷がきっかけで細菌が入ることがあります。
栄養不足やストレスなどで体の免疫力が弱ると、感染しやすくなります。
・目の周りが腫れる
・涙や目やにが増える
・目が押し出されたように飛び出す
・目の周囲が赤くなる
・食欲が落ちて元気がなくなる
目の周囲を観察して腫れや異常を確認します。
X線やCTスキャンを使用して、眼窩の中や歯の状態を詳しく確認します。
眼窩から取り出した膿を培養し、細菌の種類を特定します。
・眼窩膿瘍の治療の基本は、膿を完全に取り除くことです。
・状況によっては、患部を切開して膿を排出し、洗浄を行います。
感染した細菌に効果的な抗生物質を使用します。投与方法は飲み薬や注射が一般的です。
原因が歯の問題の場合、不正咬合を矯正したり、感染した歯を抜くことが必要になる場合があります。
膿が再発しないように、持続的に膿を排出するためのドレナージ(排膿管の設置)を行う場合があります。
痛み止めや栄養補給を行い、体調をサポートします。
早期に治療を開始すれば良好な場合もありますが、眼窩膿瘍は再発率が高いため、根気よく治療を続けることが重要です。
・定期的な健康診断(獣医師に定期的に診てもらい歯や目の状態をチェックしてもらいましょう)
・衛生的な環境を保つ(ケージを清潔に保ち、細菌の繁殖を防ぎます)
・ストレスの少ない生活(うさぎはストレスに弱い動物です。静かで安心できる環境を整え、健康を守りましょう)
・バランスの良い食事(歯の健康を保つために、適切な牧草や硬い野菜を食べさせることが重要です)
眼窩膿瘍は放置すると病状が悪化してしまいます。早めに動物病院で診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。うさぎの元気がなくなったり、目に異常が見られたら、すぐに獣医師に相談しましょう。