脂肪肝
しぼうかん 脂肪肝 肝臓に脂肪が溜まりすぎて……
ぼうこうえん
膀胱炎
膀胱の中に炎症が起きる病気で、適切に治療しないと長引いたり他の病気を引き起こしたりする可能性があります。早めに気づいて治療を受けることがとても重要です。
膀胱炎の最も一般的な原因は、細菌感染です。尿道から細菌が侵入し、膀胱内で繁殖することで発症します。
膀胱内に結石ができると、膀胱壁を刺激して炎症を引き起こします。うさぎはカルシウムの代謝が特異なため、尿石ができやすい動物です。
高カルシウム含有の食事や水分摂取不足は、膀胱炎のリスクを高めます。
排尿がうまくできず、膀胱に尿が溜まりやすくなることが膀胱炎を引き起こす要因となります。
ストレスや他の病気が原因で免疫力が低下すると、細菌感染のリスクが増加します。
頻トイレに行く回数が増える。
血尿や濁った尿。
排尿時に痛そうな仕草や鳴き声をする。
ごはんをあまり食べなくなる。
元気がなくなる。
トイレじゃない場所でおしっこをする。
排尿姿勢を取るが尿が出ない、または少量しか出ない。
おしっこを調べて、ばい菌や結晶があるかを確認します。
膀胱の中に結石がないかを確認します。
炎症や他の病気がないかを調べます。
細菌感染が原因の場合、適切な抗生物質を投与します。
尿石がある場合は、食事療法や外科的処置が必要になる場合があります。
新鮮な野菜や飲み水の摂取を促し、尿の流れを良くします。
カルシウムを過剰に含まない食事(例えば、牧草中心の食事)に切り替えます。
痛みが強い場合、鎮痛剤が処方されることもあります。
・バランスの良い食事を心がける
・カルシウムが少ない牧草や、適量の野菜を食べさせる。
・水分をたくさん取らせる
・新鮮な水や、水分が多い野菜を毎日与えるようにする。
・たくさん運動させる
・ケージの外で遊ばせる時間を増やし、運動不足を解消します。
・定期的に動物病院で健康診断を受けると早めに異常に気づくことができます。
膀胱炎は慢性化しやすく、症状が改善した後も再発を防ぐために生活環境や食事を整えることが重要です。また放置すると腎臓への影響など重篤な合併症を引き起こす可能性もあるため、早めの対応が鍵となります。