白内障
はくないしょう 白内障 目の中にある水晶体が……
ひふしじょうきんしょう
皮膚糸状菌症
皮膚糸状菌症は、うさぎの皮膚にカビ(真菌)が感染して起こる病気です。特に皮膚や毛にトラブルが現れ、人にも感染することがあるため注意が必要です。
この病気の原因は、Microsporum(ミクロスポルム)やTrichophyton(トリコフィトン)といった種類のカビです。感染は、次のようなケースで起こりやすいです。他の動物から直接感染。
汚れた寝床や道具(ケージ、ブラシなど)を通じて感染。
人間の手や衣服を介して間接的に感染。
丸い形や不規則な形で毛が抜けます。特に顔や耳、足、背中に多いです。
かゆみで引っ掻いてしまい、傷ができることがあります。
感染部分が乾燥し、フケのようなものが出てくることがあります。
病気が進行すると、皮膚にかさぶたができたり、膿が出たりします。
気かどうかを確認するには、獣医さんでの診察が必要です。以下の方法で調べます。
感染部分にライトを当てると、カビが光ることがあります。
抜けた毛や皮膚を詳しく調べます。
真菌を育てて種類を特定します。
真菌を殺すための飲み薬や塗り薬、専用のシャンプーを使います。
ケージや寝具をこまめに洗い、熱湯消毒や真菌専用スプレーで清潔に保ちます。
栄養バランスの良い食事を与えて、うさぎの免疫力を高めます。
ケージや道具を定期的に洗浄・消毒しましょう。
他の動物との接触や、汚れた環境を避けるように気をつけましょう。
獣医さんで定期的に診察を受けることで、病気を早期に見つけられます。
皮膚糸状菌症は人にも感染することがあるので、うさぎを触った後は必ず手を洗いましょう。特に子どもや免疫力が弱い人は注意が必要です。