流涙症
りゅうるいしょう 流涙症 目から涙があふれて……
せっしのはせつ
切歯の歯折
うさぎの切歯(前歯)は、食べ物をかじったり、引きちぎったりするために重要な役割を持つ歯です。この歯が折れることを「切歯の歯折」と呼びます。歯が折れると、食事が難しくなったり痛みを伴ったりするため、うさぎにとって深刻な問題となります。
ケージに顔をぶつけたり、高い場所から落ちた衝撃で歯が折れることがあります。
うさぎが力を入れすぎて硬すぎる物をかじると歯に負担がかかります。
歯並びが悪いと栄養不足(カルシウム不足など)で歯が脆くなることがあります。、歯垢や歯石がたまりやすくなります。
歯や顎の病気で歯が弱くなると折れやすくなります。
前歯が折れるとうまく食べ物を噛めなくなります。
折れた歯が目で見て分かることもあります。
痛みや食べにくさで、食べる量が減ります。
栄養不足が続くと、体重が落ちていきます。
折れた歯が口の中に違和感を与え、よだれが出やすくなります。
鋭くなった部分を獣医が整えることがあります。
うさぎの歯は自然に伸びてくるため、通常は折れた歯が再生します。生え方が正常かどうか定期的に確認します。
必要に応じて痛み止めや抗生物質が処方されます。
柔らかいペレットや、すり潰した野菜など、食べやすいものを与えます。
うさぎの歯はとても速く伸びます。通常、2~4週間で再生しますが、まれに歯が曲がって生えることがあります。その場合、歯の噛み合わせを調整する必要があるため、獣医のサポートを受けることが大切です。
・高い場所からの転落を防ぐ。
・ケージの中に歯をぶつけそうな硬い部分がないか確認する。
繊維質の多い牧草を主食にし、自然に歯が削れるようにします。
歯を削るためのかじり木を与えるのが最適です。ただし、硬すぎるものは避けましょう。
獣医で歯や顎の状態を定期的に見てもらいましょう。
折れた歯が曲がって再生し、正常な噛み合わせが崩れます。
鋭い歯が舌や頬を傷つけることで、口の中が炎症を起こすことがあります。
食べ物がうまく摂れず、体重減少や免疫力低下に繋がります。
「歯」はうさぎさんが幸せな暮らしを送るにあたって1番大事といっても過言ではありません。日常的に様子を観察し、歯に異変があればすぐに獣医へ相談することが大切です。安全な環境と適切な食事で、歯折を予防して健康的な生活をサポートしましょう。